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UK VISA TODAY

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ビザ情報

ビザ申請におけるCOVID-19の影響について – イギリス国内および日本での申請手続きの状況

イギリス、そして日本でも現在COVID-19、新型コロナウイルスの影響が随所で見られます。イミグレーションに関しても出入国からビザ申請などその影響は大きく、また状況は刻々と変化しています。
 
そこで今回のUK VISA TODAYでは、新型コロナウイルスの感染拡大がイミグレーションに及ぼす影響の中でもビザ申請の現在の状況(※)にポイントを絞ってお伝えします。
 
※2020年3月26日現在の情報に基づいて作成
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イギリス国内では、学校休校に始まり在宅勤務や外出制限も布かれている状況となり在英者だけではなく、渡英あるいはビザ申請を予定されている方にとって日々変化する状況に不安を感じられることも多いことでしょう。
 
特にこれからビザ申請を予定されている方にとっては手続きを行うことができるのかどうか、現状把握が難しくなっていると思われます。
 
現在のシステムでは、ビザ申請の手続きは大きく4段階に分けて行われます。
 
まず最初はオンラインフォームの作成と完了・送信、次にバイオメトリック登録手続き、そして内務省(Home Office)下のUK Visas & Immigration(以下、UKVI)による審査、最後に結果およびビザ受領です。
 
この4段階の中でも、申請者にとって最も影響のあるオンラインフォームの作成と完了、そしてバイオメトリック手続きに関して1)イギリス国内の場合、2)日本からの手続きの場合における状況を順にお伝えします。
 
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1)イギリス国内での申請手続き
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イギリス国内からビザ申請をする場合、一番気を付けなければならない点はご自身が保持しているビザの有効期限です。
 
ビザを延長する場合であっても、他のカテゴリから新たなビザへと切り替える場合でも必ず今保持しているビザの有効期限内に申請をしなければなりません。
 
この「申請」については、オンラインアプリケーションフォームを作成し、申請費(Home Office Fee)を含む必要費用をオンラインで支払い完了することを指します。
 
フォーム作成と費用の支払いはすべてオンラインでの手続きとなります。フォームの送信と費用の支払いを完了した日が申請日となり、正式にビザ申請を行ったことになりますので、必ずここまでの手続きをビザの有効期限内に終えておくことが必要です。
 
申請日さえビザの有効期限内であれば、その後の手続きの完了は後日でも問題ありません。また、ここまでの手続きはすべてオンライン上で行うため、外出制限や自宅待機の状況であっても進めることができます。必要費用の支払いまでを必ずビザの有効期限内に終えるよう、スケジュールを確保しておくことが何よりも大切です。
 
次の段階はバイオメトリック手続きです。UKVCAS/Sopra Steriaが運営するビザセンターに実際に赴き、顔写真撮影、指紋採取、デジタル署名の登録を行う手続きで、申請者全員が行わなければなりません。
 
3月26日現在、ロンドンにおける主要ビザセンターであるCroydon、VictoriaそしてLondon Premium Loungeは開館しており、引き続き手続き可能です。
 
ただし、感染あるいは症状が発症している場合は、ビザセンターでの手続きは禁止されていますので、所定の手続きを踏んでUKVIへの報告が必要です。
 
ビザセンターの開館状況も今後変化することが予想されます。これからアポイントメントを予定されている方はアポイントメントの延期等の手続きを行うことも可能ですので、最新情報に注意を払いつつ状況にあわせて判断し、必要があれば専門家のアドバイスを仰ぐことをお勧めします。
 
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2)日本での申請手続き
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日本からの申請手続きもまずはオンラインフォームの作成から始まります。
 
オンラインフォームの完成後は申請費用であるHome Office Fee等の支払い手続きをオンラインで完了することも、イギリス国内からの申請手続きと同様です。また、オンラインで必要費用の支払いを完了した日が申請日となることも上で述べた通りです。
 
オンラインでの申請完了後は、東京あるいは大阪にあるVFS Globalが運営するビザセンターでバイオメトリック手続きを行う必要があります。
 
しかし、新型コロナウイルスの影響拡大のため、東京・大阪の両ビザセンターにおける3月24日以降のアポイントメントはすべてキャンセル、また新規受付は停止されています(※ただし、申請後のパスポート等書類の返却は行われています)。受付再開の予定や目途は今のところは発表されていません。
 
イギリス国内申請あるいは日本などイギリス以外の国からの申請など、申請場所を問わず、フォームと諸費用の支払いを完了した日が正式な申請日となりますが、バイオメトリック手続きが完了しなければUKVIによる審査は始まりません。
 
ビザセンターでのアポイントメントの受付が停止されている今、今後しばらくは審査プロセスの大幅な遅延が発生することを意味します。
 
ビザ発給のプロセス全体が大きく遅れ、またそれを受けて予定していた渡英日も場合によっては変更・延期を余儀なくされるケースもでてくるでしょう。
 
新型コロナウイルスのような不測事態の発生時には、ご自身のスケジュールを予定通りに運ぶことができずに不安になることもあるかと思いますが、イギリスビザの最新情報の収集や申請スケジュールに関するご相談は、専門家である弊社までどうぞお気軽にお問い合わせください。
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